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我慢くらべ

【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は6日、定例理事会後の記者会見で、ユーロ圏諸国の国債利回り上昇を抑えるために同圏の国債を流通市場で買い入れると発表した。総裁は「買い入れ額に制限は設けない」と表明。市場沈静化まで買い入れを行う方針を示し、必要があれば巨額の資金を投入する決意を強調した。
 イタリアやスペインの財政を脅かす利回り上昇を抑えてユーロを防衛するための「切り札」とされるECBの国債購入の詳細が固まったことで、欧州の危機対策は大きく進展したことになる。 

今朝の報道であるが、

なんとしてでも、ユーロを守ると言う意思表明である。

だがこれにドイツ中央銀行だけが反対をしている。

ドラギ総裁の手腕が発揮された形であるが、

ECBの中核国であるドイツの反対が今後どういう風に影響してくるのだろうか。

このまま、ヨーロッパ経済が持ち直してくれれば、

問題は収束していくことになるが、

どこまで我慢できるのかと言うことだろう。

我慢できるかどうかを問われているのはドイツ国民だ。

このユーロ安の恩恵を一番受けているのはドイツであることを

どこまで理解でき、今の状況をどこまで容認できるのか。

国民というレベルであるから、

我慢の限界はそう高くはないだろう。

そうなったときに、世界経済は一旦リセットされることになる。


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