知らなかったのか、知ろうとしなかったのか
厚生労働省は9日、今後の年金制度を検討する際の基本データを収集するため、公的年金加入者の所得実態を分析した初めての調査結果を発表した。1人当たりの平均年収は297万円だった一方、年収別割合では「年収50万円以下」が最も多く、全体の22.3%を占めた。非正規労働者の増加といった雇用情勢などが反映したとみられる。
調査は、全国から無作為抽出した世帯の中から、15歳以上で2010年の公的年金加入状況調査のデータと照合できる7万2244人を対象に実施。年金の加入、受給状況と就業形態は10年11月末現在、年収は09年のものを使用した。
それによると、年収別割合で最も多かった「年収50万円以下」のうち、「収入なし」が14.7%を占めた。
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さて、この調査結果であるが、もし、宮崎県で行ったらどうなるのだろうか。
さらに厳しい現実が数字で示されることだろう。
現実問題、宮崎県民の平均年収は297万ではないだろう。
所得は全国でも最低レベルである。
それでも生活できていけるのは、代々の土地家屋があるということ。
生活に掛かる費用が安くで済むことなどがあるが、
便利であるかと言われれば、そうではない。
だが、足るを知ると言う見方をすればなくても済むものはなくてもよい。
そう考えるとあくせくして働かなくてもよいではないかということになろう。
そういうところが県民性に現れているのかもしれない。
競争社会においてはそれは負けを意味するが、
今後訪れるであろう「絆」「ネットワーク」「おもいやり」「たすけあい」の社会では、
その価値は大きい。
人間のモラルやDNAに刻まれた生き方が役に立つだろう。
そんなことを考えてしまった。
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