アメリカの戦略
オバマ米大統領は5日、国防総省で記者会見し、米国防予算の大幅削減に伴う新たな国防戦略を発表した。中国の台頭は長期的に米国の安全保障を脅かす可能性があると指摘。アジア太平洋地域に戦力を重点配備する方針を打ち出した。一方でイラク戦争終結などを踏まえ、地上戦力を中心に米軍全体の規模は大幅に縮小する方針を明確にした。
大統領は記者会見で「予算削減がアジア太平洋地域を犠牲にすることはない」と述べ、同地域での米軍のプレゼンス(存在)は維持する方針を強調。「米軍の規模は縮小するが、米国は機動力と柔軟性があり、広範な危機や脅威に対応できる備えは維持する」とも指摘した。
米オバマ政権が5日発表した
新国防戦略の骨子は次の通り
・アジア・太平洋地域を最重視
・中国の台頭に対処
・二正面作戦の見直し
・少数の核で抑止可能
・同盟関係の見直しを示唆
・サイバー防衛を強化
ただ、米軍の規模縮小に伴い、2地域での紛争に備える「二正面作戦」は修正。対テロ組織を念頭に複数の軍事作戦を担う能力は維持するものの、対国家の戦争では1カ所に集中する体制とすることを打ち出した。
今朝の話題である。
朝起きたら、NHKニュースはこの話題だった。
TPPをこの話題と関連付けるとアメリカの思惑の一面が見えてきそうだ。
対国家とは、明らかに中国を指している。
だんだんときな臭くなってきた。
いまや世界第2位の経済大国となった中国。
その年々増加する軍事費と軍事力は、脅威の何者でもない。
昨年の尖閣諸島問題、韓国との漁業問題、ベトナムとの領海問題。
いろいろと太平洋への進出を目論んでいる中国に対し、
警戒を強めていると言うことだが、
平和な日本は、そんなものどこ吹く風と言う感じで、
沖縄の基地問題を強引に進める。
アメリカが防衛ラインをグアムにまで下げたとしたら、
沖縄はどうなってしまうのか。
いや、日本の主権は守られるのであろうか。
グローバリゼーションの渦中において、各国は自国の国益を
最大限にするための方策を練っているのだ。
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