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いまさらながら、お金とは?

【フランクフルト=菅野幹雄】欧州中央銀行(ECB)は8日、定例理事会を開き、単一通貨ユーロを採用する17カ国の政策金利を0.25%引き下げて年1.0%にすると決めた。債務危機に伴う景気悪化に備える狙いで、銀行向けに期間3年の資金供給策も設ける。一方、域内国の国債購入の大幅増額や国際通貨基金(IMF)を介した資金支援には否定的な態度を鮮明にした。8日夜からは欧州連合(EU)首脳会議も始まり、欧州当局は債務危機の拡大阻止へ正念場を迎える。日本経済新聞1面より

お金は経済の血液だとたとえられる。

人間の体で、血液がなければ死に絶える。

お金もそういう意味合いが強い。

お金がなければ今の経済活動はできない。

では、このタイトルにある「お金とはいったい何者なのか?」という

疑問をいまさらながら考えてみたい。

このブログの読者であれば、過去記事に似たような内容がなんどもでてくるので、

またか。と思われるかもしれないが、

今週末のEU首脳会議の行方次第では、

とんでもないことに発展してしまう恐れもあるため、

いまさらながら考えてみようと思う。

一円玉と一万円札を比べてみたい。

価値は10000倍の開きがある。

果たしてそうなのだろうか。

一円玉10000枚と一万円札は同じ価値がある(と思っている)

一円玉はアルミニウムだ。

およそ1円=1gだから

10000g=10kg

アルミニウム10kg である。

かたや1万円は、きれいな印刷が施してある紙である。

少々水にぬれても、ポケットに入れたまま洗濯しても何とかもちこたえる。

印刷の隙間に、文字を書けばメモにもつかえる。

紙飛行機が折れる。

冗談だろ?と言われるだろう。

物質としての価値はどちらがあるのだろうか。

言わずもがなではないか。

ではこの価値とは何であるのか。

それは一万円を一万円の価値があると政府が保証しているからである。

ではその根拠はどこにあるのか。

ブレトンウッズ体制のときは、その根拠は金であった。

しかし、経済の発展とともに貿易や財政の規模が大きくなったため

その体制は続かなくなり、

1971年にニクソン・ショックによりアメリカはドルと金の交換を停止した。

そして、1973年に変動相場制に移行していく。

ではいまは何を根拠としているのだろうか。

それは、国家の威信である。

それを民間の格付け会社が勝手に格付けを行って評価している。

その結果に右往左往しているのがいまだ。

国家の威信の背景にある最大のものは、軍事力であることは間違いない。

だから有事の際のドル。だと言うわけだ。

ではなぜ、円高なのだろうか。

応えは難しくない。

日銀が円を市場に供給していないからだ。

リーマンショック以降に世界各国は自国通貨を印刷しまくって、

市場に供給した、いまもしている。

それに対し、日銀は供給していないという。

それでは、流通している通貨の量が多いほうが安くなるに決まっているではないか。

今朝の日経新聞の一面に三菱自動車が1ラインを停止したと言う記事があった。

我々の世界ではラインが止まるなどということは絶対にしてはならないことだ。

そのラインを永久的に止めるという決断をしたのだ。

生産しないと言うことは、売上高を捨てたということと同意だ。

いまの円高では生産活動をしても利益がでないからである。

利益を出せなければ、生産活動自体が成り立たない。

苦渋の決断だ。

今起きている欧州金融危機の根源は、行き過ぎた金融市場にある。

冒頭の話のように、ただの紙切れに異常なまでの価値をつけ、

それを金融商品として世界中にばら撒いた。

そして世界中の人々が、ただの紙切れがまるでダイヤモンドかなにかのように、

その価値を信じて買いまくった。

その結果、世界の経済はバブル化しはじけた。

価値のないものを価値があるかのように信じさせたのだ。

今週末の欧州首脳会議には、着目しなければならない。


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