黒船
[ワシントン 1日 ロイター] 米下院は1日、2週間分の政府資金を確保するためのつなぎ資金法案を賛成多数で可決した。これにより連邦政府機関閉鎖は一時的に回避されるが、民主・共和両党の隔たりは大きく問題の解決には至っていない。民主党が主導する上院では2日に同法案を採決し、可決されれば直ちにオバマ大統領に送られる。法案は共和党側が提出、335対91で可決した。これにより、今年度(10―9月)予算の承認に18日まで猶予が生まれた。現在の暫定予算は3月4日が期限だった。
なんとなく聞き及んでいたが、日本の国会と同じようなことになっていた。
日本では予算関連法案がこのままでは可決されない可能性があり、
3月菅内閣退陣論があったが、どうもそれも6月まで延命されそうになってきている。
だがそれ以上に驚きだったのは、
アメリカでは連邦政府の延命期限が今月の4日が期限だったとは・・・。
とりあえず、延命されたようだが、18日が期限。
この話題は、下院で歳出削減法案が可決されたときからあるのだが、
3月4日の期限を迎えても合意されなかった結果の延長。
いづれにしても、どこかで妥協点を見出すほかにないのだが、
米国の抱える財政問題は深刻だ。
アメリカ経済も回復局面にあるだけに慎重にことが進められるだろう。
それ以上に日本の財政は深刻なのであるが、
今の国会では、パー券代やら献金問題やらが話題になって、
予算関連法案の審議どころではなくなっている。
まったく国会議員の先生方は、大切な税金と時間を使って何を議論しているのか。
国民の選んだ議員だが、こんなことをしていただくために選んだのではないと思うが・・・。
だから、政党支持率が2大政党制であるにもかかわらず、どちらの党にも
支持が集まらずに、無党派層が増えると言う結果になっているのではないか。
格言う私も、無党派であるが比例区のときは悩む。
さて、
今月の名古屋市議選挙の結果が今後の日本を占う上で重要になる。
それを試金石に、統一地方選挙の結果がどうなるのかなのであるが、
実は地方のほとんどに地域政党はなく、
ただ単に民主党の惨敗と言う結果になるのではないかと思う。
無所属が増えるかもしれません。
とにかく今のままではだめだと言うことだけはわかっている。
名古屋だけでなく、阿久根の問題も同じで、
そういう今の現状を問題視する人が地方に出てきたがゆえに起きたことで、
阿久根の前市長が、あれほどまでの独断政治をしても、
ほぼ半分の市民は支持をしていたことを考えると、
今のあり方を仕組みから変えることをしないかぎり変化はもたらされない。
自己改革などというものは、よほどの意志が強くない限りできないもので、
日本の場合は、黒船が来ないと難しいだろう。
その黒船も、そこまで来ているが・・・。
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