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エジプト

エジプトと聞くと、ピラミッド、砂漠、オアシス、ラシュワン?くらいしか

思い浮かばない。

しかし、最近の報道でいろいろと知ることができた。

中東地域の抱える問題は、根深いものがあるというよりも、

歴史そのものがユダヤVSイスラムであるように。

今回のエジプトの革命は、今後の世界を揺るがす動きに発展するかもしれない。

周辺各国の動きには注意が必要だろうし、中東に石油を依存している日本は、

オイルショックを迎える危険性もありそうだ。

そういう状況にありながら、日本政府のコメントが聞こえてこないのは、

どういうことなのだろう。

今の民主党政権では、中東問題よりも小沢問題のほうが、

はるかに重いのだろうか。

きっと、中東問題よりも、3月の予算成立のほうが重要なのだろう。

比較するものではないが・・・。 

それにしても、今年はいろんな変化が見られる。

それも、抑圧されてきたものが一気に噴出してきているように感じている。

世界で見れば、ウィキリークスによる外交公電のリークと秘密の暴露、

朝鮮戦争へと発展しかねなかったヨンピョン島の攻撃、

チュニジア、エジプトからその他の中東諸国へと急速に拡散している民衆運動の波、

ユーロ崩壊の危機、ドルのさらなる信用失墜などがある。

国内では、

尖閣諸島の問題発生で明らかとなった日中の密約の存在、

勝手なシナリオ作りによる特捜検察の手口の暴露、

大相撲の八百長慣行、沖縄返還時の日米の密約の暴露などである。

このことの意味しているものはなんなのであろうか。

私たちは、普段、性善説で物事を考えている。

身近な例としてあげると、不良品を作ったのは作ろうとして作ったのではない。

そのシステム(しくみ)に問題があったとし、その問題(バグ)を取り除けば、

システムは正常に動くというものである。

だが、今噴出している問題はその次元ではない。

自分たちの既得権益を守るために作られた裏の機能であり、

システムの深いところに内在されてきた闇の部分が表面化してきているに他ならない。

これをもたらしたものが、インターネットであり、情報革命と呼ばれるものである。

今回のエジプト問題で活躍したのは

facebookやtwitterであった。

情報統制できなくなるほど、世界は近くなってきていると言うことであろう。


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