ガンプラ
昨日の記事で、ガンプラについて書いたのであるが、
その続き。
昨日は、今年の仕事始め。
といっても、午前中に顔合わせと翌日からの準備をして、
午後は解散。
というわけで、午前中1時間ほど全員でディスカッションをした。
テーマは、存在意義。
今年の目標を立てるためなのであるが、
目標を立てる前に、目的を明確にしておかなければならない。
今年は、そういう年にしなければならないという思いから、
テーマを選んだ。
存在意義といっても、それはなかなか想像し難いものであることも確か。
普段そんなことを考え続けている経営者とはなかなか一致していないことも事実。
しかしそれを考えさせなければならないのではないか。
それを共有してこそ、次のステップへ昇ることができるのではないか。
そういうことを考えたわけである。
きっかけは、昨年末から桝元の社長とお会いする機会がなんどかあり、
その話題の中で、辛麺屋 桝元から「桝元」にならなければならないという
命題があり、それをスタッフ全員で議論しているというお話を伺ったときである。
衝撃的であった。
当社の場合、下請けという業態であるために「何を」という部分が
あいまいになりがちであった。
しかも最近主流のコアコンピタンスという概念からしても、当社の姿は捉えずらい。
だがそれを払拭させてくれたのがガンプラである。
ただのプラモデルなのであるが、
子供だけではなく大人までもが夢中になれる存在。
ガンダムというストーリーに乗って夢を与える存在。
そういうものが存在意義として確立されている。
これを単なるプラスチック製品として捉えたならば、
重量にして、300から400gだ。
材料費なんて2~300円くらいのものだ。
それが20、30倍の値段で取引されている。
そこに価値があるからこそである。
その価値こそが存在意義なのではないか。
バンダイの作ったガンプラでなければならない理由がそこにある。
ガンプラはプラスチックであるが、
金属を削りだしてみたらどうなるのだろう。
ガンプラとは違った付加価値が存在するかもしれない。
同じように、甲東機工の存在意義はどこにあるのか。
もっというと、こういう存在でありたい、なければならない。
そういってものが初めにあって次のステップに進めるのではないか。
なにをしたいの?
どうしたいの?
この答えを導き出さなければならない。
今日も、そのディスカッションを行う。
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コメント
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toramorioさま
あけまして、おめでとうございます。
早くも、年末を見据えていらっしゃいますね。
昨年末体験した、ウェルカム日本酒コップ酒。
& トレイントレイン 焼酎飲み放題・・・・・。
定番にならないことを祈っております。
投稿: taku616 | 2011年1月 6日 (木) 08時19分
あけましておめでとうございます!
何だか難しい話になってますけど・・・^_^;
今年も匠ちゃんの頑張ってる姿に刺激を受けながら、私も負けないように頑張っていきます・・今年も12月の最終土曜日に日本酒を片手に楽しい日が迎えられるようにね(*^_^*)
投稿: | 2011年1月 5日 (水) 18時33分