ドバイショック
ドバイショックについては、多くのメディアで
報道されているので、詳細は割愛するが、
不安になってくるのは、民主党政権の対応だ。
昨夜の藤井発言では、
介入は無いとの見解だ。
たしかに、単独で介入したところで、
効果のほどは、うかがい知れるが、
口先介入をするだけでも、心理的効果はあるのではないか。
藤井大臣が円高論者であることが、
再確認されただけだ。
その後、円高に対応するという政府見解が発表されたが、
どのような補正予算になるかを見守っていきたい。
今回の騒ぎは、
投機マネーによるところが大きいだろうが、
本質的には、アメリカの財政状況が悪いのだろう。
それ以上に問題がある。
アメリカの経済危機で、
十分な食事を取れないアメリカ人の数が記録的に増大している、
と政府広報が示している。
これによると約5000万人(4人に1人の子供)が
昨年満足な食事を取れなかったという。
第3世界の話ではないのだ。
豊かさの象徴の国、アメリカで起きている現実だ。
アメリカでは、確実に貧困が拡大している。
国家としての取り組みは急務だ。
それを自己責任という文化がさえぎっている。
豊かさとは、なんなのだろうか。
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