小泉元首相の引退
昨夜は、小泉元首相の政界引退がトップニュースでした。
新総理誕生の背景になにがあったのでしょう。
知る由もありませんが、
小泉政権がもたらしたものとは、いったいなんだったのでしょう。
その検証をしなければならないと思います。
私が思うことは、
小泉元首相は、とにかく人気があったということでしょう。
結果はどうあれ、
リーダーシップも官邸主導という点において、「あった」と言えます。
任期5年中、常に高い支持率を得ていたことも事実です。
その後を引き継いだ安部政権も高い支持率ではじまったし...。
もうひとつ、
規制緩和というものがあります。
2000年前後ですから、規制緩和の動きは小泉政権誕生前から
あったのかもしれません。
それでも、加速させたのは間違いなく小泉政権でしょう。
通常、
規制緩和
↓
ニュービジネスの誕生
↓
多くの中小ベンチャー企業が誕生
↓
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
という図式を考えることができます。
しかし現実は、中小企業が規制緩和を利用した例は極わずかで
大企業がニュービジネスを展開したというほうが正しいでしょう。
その一例が、
NTTの規制緩和です。
京セラ、JR、各電力会社など多くの大企業が参入しました。
その下に、ソフトウェアのベンチャー企業はあったかもしれませんが、
その多くは、ITバブルのときにはじけました。
もうひとつ。
規制緩和の裏側には、
それを守るための行政機構が存在します。
緩和によって、それが必要なくなるので当然役人の数は
減る、もしくはほかの業務に当たることができたはずです。
しかし、そうはならなかった。
というのが実態だったということでしょう。
小泉元首相の功罪、
いづれにしても、国民は支持したのです。
光あるところに影あり。
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